元騎手である安藤勝己さんのTwitterを月別でまとめています。
アーモンドアイ。危なげない芝G1 8勝目やった。涼しい顔で直線半ばまで持ったまま。どんな条件もこなして、これを達成する人馬は凄い。全ホースマン、ファンの励みになる勝利。フィエールマンには驚いた。馬体減らして発汗。お世辞にもいい気配やなかったけど、2000mであのキレ味がディープなんやな。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 1, 2020
クロノジェネシスは思ったより位置取らなかったけど、良馬場でも力を出し切った。アーモンドアイはともかく、フィエールマンにあの位置からあんな脚を使われたら仕方ない。ダノンプレミアムは勝ちを目指すならあの競馬しかない。キセキはペルーサやないけど、上手に立ち回ると善戦ってタイプなのかな。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 1, 2020
今日はJBCやね。レース終わって19時30分からのJBC大反省会って番組に出るよ。#ニコニコ生放送 pic.twitter.com/2artLecuS9
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 2, 2020
ファッショニスタ。勝負所でさすがに大井の馬場が読めとる森(マドラスチェック)との併せ馬になったのはポイント。前が止まらない馬場を自分のペースで上手く乗ってたよ。マルシュロレーヌは早めから外を回して自信持ちすぎてたのかも。前走があったからね。それでも差し切れる手応えかと思ったけどな。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 3, 2020
サブノジュニア。先の森やないけど、矢野も難しい馬場を読めとる。行きたい馬が多い中で絶妙に脚をタメた。マテラスカイは軽い馬場がいいね。ブルドッグボスはスタートが悔やまれる。今日の馬場であの脚やもん。モズスーパーフレアはダート適性もあるわ。芝スタートの中山ダ1200mなんてビンゴでしょ。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 3, 2020
ラッキードリーム。この時期は道営馬のキャリアが違うからね。道中の手応えは怪しかったけど、馬も人も競馬場を知り尽くしとる。JRA勢は経験ないタフなコースを勝ちに動いたし、実際は1勝馬がほとんど。オッズとは裏腹に必然の勝利やったと思う。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 3, 2020
クリソベリル。一番強い馬が最高の立ち回り。馬場を考えても磐石の位置取りで折り合いもバッチリついた。ミルコ(オメガパフューム)がマンマークで決め打ちしとるんやけど、十八番の大井で連敗は勝負付けやね。チュウワウィザードも堅実ぶりは見せとるけど相手が悪すぎた。締まりすぎのラストやったわ。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 3, 2020
東西で小倉2歳S組。モントライゼは競馬が上手くて完成度が高い。あれだけロスなく立ち回られたら外枠組は惜しいところまで。ミライとヨシトミは注目してたんやけどな。メイケイエールは距離もこなすフットワークで能力かなりやけど、行きたがる気性がね。稼いどるでいいけど、今後の育て方は悩ましい。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 7, 2020
オーソリティ。青葉賞組のその後から、どんなもんかと思ってた。やっぱりルメール。大外枠から位置取って、終始馬場のいい所を選んどるもん。バテないタイプで、こういった舞台も合っとる。ユーキャンスマイルは直線ごちゃついて、入った進路とハンデで伸びを欠いた。メンバー思えば物足りなかったな。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 8, 2020
クリンチャー。少頭数で展開を読みやすい相手関係。ユウガも相手の特徴を捉えとるで、位置を取ってプレッシャーかけて、それぞれの持ち味を封じ込めた。重賞勝つならここってタイミングで決めてくるあたりはさすがやね。ヒストリーメイカーは乗り替わりで新味を見せた。勝ちに急がない戦法も悪くない。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 8, 2020
G1 8連戦の初週はライブ配信に出るよ。佐々木さんと大阪でご一緒したことあったかな。盛り上げたいね。#佐々木主浩#矢作麗#エリザベス女王杯#水曜トークショー
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 9, 2020
【水曜トークショー】秋競馬!阪神開催!エリザベス女王杯大予想(11/11 よる7時ライブ配信) https://t.co/klOLlzwvuF @YouTubeより
競馬ファンのほとんどがJCについてつぶやいとる。例年でいうなら、有馬記念のファン投票がJCの単勝オッズになるもんな。来週のマイルCS然り、国内一択のローテになったのも要因。不謹慎かもしれないけど、コロナ禍だって悪いことばかりじゃない。関係者と馬にお礼を言いたくなるね。#ありがとう
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 12, 2020
ついついジャパンカップにフライングしたけど、妙味あるエリザベス女王杯になるんじゃないかな。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 12, 2020
【エリザベス女王杯】今年はわかりやすい!? アンカツが選ぶ勝利にイチバン近い1頭! https://t.co/noJXMlObNJ @YouTubeより pic.twitter.com/cc6okCasxn
サンライズノヴァ。とにかく東京巧者。南部杯は時計が速すぎただけで、自分の力だけは走ってくる馬主孝行。モズアスコットは脚抜きがいいダート向き。乾いた馬場でより斤量が堪えた。タイムフライヤーは馬体減あったけど、加齢でズブくなってきたかも。ソリストサンダーには驚いた。相手なりなんやね。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 14, 2020
阪神は時計出すぎでレコードに騙されそうやけど、レッドベルオーブにインパクトはなかった。折り合いに課題あって厳しい競馬したで、G1で人気になったら怖いところある。馬っぷりならホウオウアマゾン。距離延びて大丈夫そうやし、まだ伸びしろある。スーパーホープも起きてくるのがこれからって印象。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 14, 2020
ラッキーライラック。馬の格で勝利は必然としても、御し方がルメールならでは。スタート後の長い直線で、今の馬場を思えば位置を取りたくなるところ。最初からジッと我慢して、4角でもうワンテンポ遅らせた。仕掛けての脚には昨年の勝ち方を思い出したし、強い馬に強い競馬をさせる手腕は驚異やね。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 15, 2020
ラッキーが前を一掃してくれたのもあるけど、サラキアはここにきて本格化、ラヴズオンリーユーは復活を感じさせる末脚。ノームコアは距離を延ばしてきた馬やで、あの形で行かされると収まらない。ましてやノリが奇をてらってもいるからね。3歳勢はレベル差だけで、現状における力は出し切ったと思う。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 15, 2020
勝負強いもんな。奇しくもバイオスパークはオルフェ産駒か。ヴァンケドミンゴが安全策で来るのを読むかのように、とにかくロスのない立ち回り。サートゥルナーリアをどう乗ってくるかも楽しみやね。 https://t.co/KIGxpsvX2e
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 15, 2020
ダイタクリーヴァについても触れさせてもらっとる。オレも中央移籍前で、あの日は後に交流重賞を勝つフジノコンドル(初芝)に乗りに行ってたんやね。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 19, 2020
【マイルチャンピオンシップ】この馬に乗ったら勝てる!? 実際にマイルCSを制したアンカツが選んだ1頭! https://t.co/cd2DYVwRL6 @YouTubeより pic.twitter.com/zgxlpUM8yw
グランアレグリア。あのポジションでも道中ゆったり走れてた分で、窮地になっても脚がタマった。気性面の成長が何より大きいわ。外に出してからの瞬発力は半端じゃなかった。今日はルメールも焦ったと思うけど、あれがアーモンドアイに完勝した脚。ユーイチ、ユウガもそれぞれ完璧な競馬しとるからね。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 22, 2020
悔やまれるのはサリオスの位置取り。自分から進んでくタイプやないで、掛からないんやから、あの枠引いたら押してポジション取らんと。瞬発力勝負でも外から一頭だけ差しとるし、全然力負けじゃない。レシステンシアは良く見えたけど、行きっぷりから久々があった。本当は離して逃げたかったと思うよ。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 22, 2020
最初からインを完全に狙っとった。スカーレットカラーはヤスナリとのコンビでなきゃなかった④着やね。そして、前を潰しに動いたアドマイヤマーズ、それを利して勝ち馬に蓋をしたインディチャンプ。本当に見応えある攻防やった。 https://t.co/oCo5xWGa6e
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 22, 2020
ダノンザキッド。デビュー戦から馬体が成長して、それが実になりそうな精神面。とにかくセンスが良くて乗りやすそうなタイプ。ジャスタウェイ産駒でこれからやろし、出世レースからまたクラシックに乗ってくる。タイトルホルダーも先に繋がる競馬。個性は姉(メロディーレーン)でも、将来性ならこっち。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 23, 2020
何人か馬名間違いの指摘あったから、訂正と分かりやすくツイートし直したよ。前にも言ったんやけどな…。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 23, 2020
これやね。間違いでも、打ち間違え。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 23, 2020
無料サービス化されてきとるけど、そもそもTwitterってつぶやきだったよね。 https://t.co/VVQhViMHoY
枠順確定前に撮っとるからにぎやかしで観てもらって、土曜深夜のうまンchu(西)、日曜昼のメルマガ(競馬ラボ)で最終ジャッジを確認してほしいわ。世紀のJCだけにね。#無料
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 26, 2020
【ジャパンカップ 予想】勝つ可能性が一番高い3冠馬はコレや!アンカツが選んだ1頭 https://t.co/XXyrk9wcpn @YouTubeより pic.twitter.com/nPvduizuAv
ワンダフルタウン。新馬の相手はダノンザキッドで、そこから経験を積んで競馬が上手くなった。ただ、今回は完成度もあったかな。ラーゴムは無難に乗った印象やし、マカオンドールは詰まってむしろ脚がタマった。グロリアムンディはモタついて内に入らざるを得なかったけど、これから良くなってくる馬。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 28, 2020
アーモンドアイ。同厩カレンブーケドールが控えざるを得ないほどのトップスタート。そこから一番いい場所につけて、キセキの奇襲にも動じることなくルメールが馬場の伸びる所へ導いた。天皇賞(秋)同様、強敵を前受けしての横綱相撲。コントレイル、デアリングタクトの強さまで引き出して伝説を残した。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 29, 2020
コントレイルは出走させてくれた関係者に感謝。威圧感がなかったというか、こぢんまり映って菊花賞のダメージがあったと思う。それでいて最速の上がりで目一杯の走り。こっちもとんでもない馬だよ。デアリングタクトは目を見張る根性がある。適性より長い距離で③着を死守したのは松山との信頼関係。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 29, 2020
カレンブーケドールは差して②着と同タイム。先に触れたけど強引に行くシチュエーションじゃなかったし、あの形でも存分に持ち味のしぶとさは見せた。津村でG1獲ってほしい。グローリーヴェイズは位置取って勝負かけたけどね。今回は相手が悪すぎた印象。キセキは気性面を個性と見るべき段階なのかな。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 29, 2020
フィアーノロマーノ。1200mを続戦してペース慣れしてたし、メンバー手薄になるここ狙いが奏功。G1に入ると相手が強いで、いい判断やったと思うけどな。カレンモエは昇級でも余すくらいのスピード。無理させず成長を促してきたローテで、すぐに重賞勝てそう。来年この路線で台頭してくるんやないかな。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 29, 2020
今週木曜は地元(笠松グランプリ)で仕事。予想会のライブ配信とパドック解説があるよ。ちょっとしたこぼれ話を…しちゃうかもしれない。 https://t.co/b1EQDr9eFh
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 30, 2020